神戸へ

快晴の日曜日、一人で神戸に行ってきました。
神戸市立博物館で開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」を観るためです。
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前日にたまたま見つけた展覧会。
行ける時に行っておかねば、どんな用事ができるかも知れないので、渋るオットはほっといて一人で行くことに。
混んでると嫌がるし、オットがいてはゆっくり見られない。

私のお目当てはこれでした。
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北斎の娘、葛飾応為の三曲合奏図
琴、胡弓、三味線を弾く三人の女性は、町娘と芸者と遊女。
実際にはこのように三者が一緒にいるのはあり得ないことだそうです。

行く前に誰かの解説で、後ろ向きの遊女の着物の模様に意味があると知ったのですが、会場ではて?何だったかと思いiPhoneを見ていると係りの女性に「会場内ではご遠慮ください」と言われました。

私が着物の模様の意味を調べていると言うと「すみません。不勉強でお答えできません。勉強しておきます。」と逆に謝っていただきました(笑)

生涯に九十回以上の引越しをしたり、三十以上の画号を持つ北斎も魅力的な人物ですが、数年前にこの三女の話をテレビで見てから興味が湧きました。

実名はお栄さん。
なぜ応為と言う画号にしたかと言うと、北斎が呼ぶときに「おーい、おーい!」と呼んだからとか。

さて遊女の着物の柄ですが、裏地の赤い部分に蜘蛛の巣、蝶々のそばに露が書かれているそうな。
蜘蛛の巣は囚われの身、露ははかない身の上を表しているとする著があります。

絵を観る時に、作者の意図するところを知って観るのと知らないで観るのとでは、絵から感じるものが全然違います。
音声ガイドも借りて、ゆっくりと展覧会を堪能してきました。

さすがに神戸の街を一人でウロウロするのは楽しくないので、そごうでパンを買って夕方には帰ってきました。
近所のスーパーで空豆が安かったので、ビールのツマミにオーブンで皮ごと焼いて食べました。
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ちょっと時間がかかりますが、旨味が逃げずに美味しいです。

実は夕方帰宅した私のiPhoneに岐阜の姉から2回も電話が入っていました。
美術館で音が鳴らないようにしたままだったので、気づかなかったのです。
ちょうど帰宅したオットに折り返し電話をかけてもらいました。
また心配なことが増えました。
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# by anatatoyu | 2014-05-11 23:59 | お気に入り | Comments(8)

親子とは その3

二本目です。
土曜日ですが、毎日の夕方の投稿を楽しみ(?)にして下さる数少ない読者の方の為に、めんどくさい話を完結させます(笑)

私がまだうんと小さい頃から、母は「私は子供の世話にはならんからね。」と言っていたのを今頃思い出した。
そんな母が最近は電話を切る時に「よろしくお願いしま〜す。」と言う。
きっと忘れてるんだと思う(笑)

岐阜の母は「すまんね、ありがとね。」をさりげなく上手に使う。
これは見習いたいところ。
口先で言ってるようにもないし、きっと心から喜んでくれているのだと馬鹿嫁は思っている。

普通に愛情をかけて子育てをすると、親が弱った時に子供は当たり前に親の面倒を看るのだと思う。
親子の間でいちいち説明することでも恩着せがましく言うことでもなく、日本では当たり前のことだったはずだ。

一昔前の田舎のように長男が後を取り家を継ぐという時代ではなくなった。
遠く離れて住んでいると日常の細かいことに気遣ってやれないのは仕方ないと思う。
子供が大学や就職で家を出る時に、親は其れなりの覚悟をするのではないか。

どこの親だって、できれば子供に面倒を掛けたくないと思っているだろう。
夫婦で死ぬまで寄り添って、ある日ポックリ逝ければいいとお参りだってする。
だけどそうそううまくはいかない。

子供は手をすけて待っている訳にはいかない。
必要な時に手助けすればいいのではないかと思う。
長いこと生きていれば少しずつわかってくることがある。
世の中のことは巡り巡っているということ。
良いことも悪いことも、愛情も憎しみも、ずっと変わらないことなんか何一つないのではないか。
情けは人の為ならず…みたいな。


今日のまかないは残飯整理なので写真はありません。
久しぶりにこれを買いました。
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10本で495円(税別)
こんなに安いのが疲労回復に効くとは思いません。
それでもロングセラー商品ですよね。
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# by anatatoyu | 2014-05-10 15:58 | 暮らし | Comments(2)

昼便

だんだん宅急便みたいになってきましたが、重い内容が続くと読んで下さる方が嫌だと思うので。
でも土曜日曜ってアクセス数がぐっと減るんですよ。
お家の用事で忙しいのでしょうね。

自宅の近くにこんな建物ができました。
外見は立派なマンションです。
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親のこともあるけど、自分達のこともそう遠い将来のことではありません。
先日、買い物に行く途中にオットと前を通ってみました。

玄関あたりにパンフレットとかないかなと思い覗きましたがありません。
扉を開けてパンフレット下さいと言うのも、まだ勇気が要ります。
あきらめかけた時にオットが、隣りの建物の張り紙を見つけました。
パンフレットでした。

一人利用で13万円からと書いてあり、室内の写真なども載っていました。
そんな金額では私達の年金では全然足りません。
あきらめました。

連休明けはひどい毎日ですが、今晩はマスターの先輩のアナゴさんが来てくれるそうです。
六十半ばのおっちゃんです。
この人を見てると男も女も年取ると性別が無くなるのではないかと思います。
見た目はめちゃくちゃおっちゃんなんですが、食べる仕草、止まらないお喋り、まるでおばちゃんです。
オカマっぽいし。
賑やかな夜になりそうです(苦笑)
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# by anatatoyu | 2014-05-10 12:16 | 暮らし | Comments(4)

親子とは その2

今日の二本目です。

実家の母が交通事故に遭ってから、病院のことや保険のことや父のことや、一度にたくさんことをしなければならなかった時、オットが何度か口にした言葉がある。

それは今回岐阜の父が入院した時にも、やはりオットは同じことを口にした。
「長い間、ほおって置いたから…」
ほおって置いたとはどういうことか?


岐阜は昨年末まで商売をしていたので、私達が帰省しても特に何があるわけでなく、ただ顔を見せに帰っていたのがここ数年の帰省だった。
私達には子供もいないので、岐阜の両親と私の関係はそれ以上近くも遠くもなり様がなかった。
でも今回少しは近くなったと私は思う。

私のほうは私が帰省するよりも、母が都会に来たがり、大阪を拠点に何処かへ旅行に行くというのが父が歩けなくなる平成二十年までの恒例だった。
母もそれが楽しみだった。

それ以降は父の誕生日に私達が帰り、実家で食事をして帰って来るだけ。
両親は旅行どころか、父が車の運転もできなくなったので、母は歩いて買い物に行くだけの暮らしになった。

商売をしている私達の長い休みは年末年始や連休しかなく、少し日にちをずらして安いツアーを見つけては旅行に行くのが私の唯一の楽しみだった。

親が元気なうちにと思って始めた商売、親が元気なうちにと思って行った旅行、でも決して親をほおって置いた訳ではない。

先日の家族大好き女子大生が、私達の話を聞いて不安になった。
先のことはわからないけど、あなたが幸せになることがご両親にとっても幸せなことだよ。
今、親の心配をすることはない。
私は彼女にそう言った。
子供のいない私の考えは間違っているだろうか。

私が小さい頃、両親は共働きをしながら精一杯愛情一杯育ててくれたと記憶している。
でも大きくなって親にはたくさんの心配と迷惑をかけた時期もある。
そのお返しを今しているつもりもないが、気がつけば親を看るのは自然で当たり前のことだった。

相変わらず長いですね(笑)
これでも何回も書き直してるんですよ。
余計な接続詞を抜いたりね、無駄な努力を惜しまずに。
でも続く(笑)

今日のまかない
チキンカツ、タコと胡瓜の酢の物
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酢の物の美味しい季節です。
ひと手間かけて茗荷や青じそや生姜を入れると一段と美味しくなります。
茗荷を食べ過ぎると物忘れがひどくなるとか言われますが、迷信です。
http://matome.naver.jp/m/odai/2137662608841687701
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# by anatatoyu | 2014-05-09 15:51 | 暮らし | Comments(4)

早朝便

昨日の続きは夕方便で書きますね。

昨日は一組三名さん。
8時頃に見えて9時には帰ると言う。
二人が表に出たところで、あとの一人が
「先に帰っていいよ〜」と言い残してトイレに入った。

表の二人にその旨告げると「じゃあお先に」と言ってほんとに帰って行った。

トイレから出てきた人に「ほんとに帰って行きましたよ」と言うと
「じゃあ、もう少し飲んで行くか」と座り直した。

それからだ。
この人は講釈が長いので有名。
確かにいろんなことを知ってるが、話が回りくどい。
おまけに、うちの店では一、二を争うヘビースモーカー!

厨房から出ていた私は引っ込みがつかず、それから閉店までの二時間、彼のめんどくさい話と煙草の煙りにまみれた。
マスターも立ったまま居眠りしたり、煙草の煙りに目をしばつかせたり。
交代で表に空気を吸いにでたり、地獄の講義が続いた。

お会計は9時の時点で終わってる。
自分のウイスキーを飲んでるわけだから、その後の支払いは発生しない。
私達はビール一杯もいただかないまま地獄の二時間を過ごした。

帰ったあとは疲労困ぱい、店内のたばこくささに頭痛もする。
それなのに昨日の売り上げは三名で4100円。
疲れる〜
早く足を洗いたい〜
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# by anatatoyu | 2014-05-09 06:58 | 店のこと | Comments(4)

ふつうの暮らしのふつうのご飯、日々の出来事綴ります。


by ゆう