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再びの予感

岐阜に帰れば体力的に疲れ、うどん県に帰れば精神的に疲れる。


好き嫌いの激しい母にも、少ないが友達がいる。
たいていは皆さん一人暮らし。
同じような境遇でなければ、話も合わないのかもしれない。

三つ年上の渡辺さんは三年ほど前にご主人を亡くしている。
母とは健康食品仲間。
その渡辺さんがこう言ったらしい。
「仲の良かった夫婦は、連れ合いが亡くなったら三年以内に迎えにくる。」と。

母「そんなことがないように毎日言うてる。迎えに来んといて。
私はまだ死にたくないって。」

それより仲が良かったんか?と、私は心の中で呟いた。
喧嘩ばっかりしてたやん。
早く一人になりたいって言うてたやん。

そんな訳で、父の一周忌法要は無事に終わりました。


半月ほど前に、自分の布団を冬物と入れ替えて片付けをした時に疲れが出て、血圧も上がり気味でふらつくと言っていた母。

二ヶ月に一度の健診日が先週だったので、それを主治医に訴えたら強めの降圧剤が処方されたようだが、母はその薬の説明を受けていないと言う。

その薬を飲み始めて二日目にあまりにしんどくなったので、叔母に付き添ってもらい時間外診療を受けた。

母は薬が変わったせいと思い込んでいるので、薬を以前のものに戻してもらうようになった。
でも薬局が三連休に入り、休み明けでないと替えてもらえず強めの薬を飲んでいた。

私たちが帰った日もふらつくと言っていたが、掃除を手伝ったり(実際はあまり手伝いになっていない)、夕食も普通に食べて、いつものように喋りまくっていた。

昨日の法要のあと、叔母夫婦と母と私たちで食事に行き、母は天ぷらや刺身のついたセットを一人前きちんと食べて、ビールのお代わりまで私に催促をした。

家に帰ってからもお供えの饅頭を美味しいと食べたのに、そのあと血圧を測ったら高かったので薬を飲んだ。
それから母は横になったが、天井が回るだの心臓がドキドキするだの言い始めたので、行きつけの市立病院に電話して母を連れて言った。
一週間に二度、時間外診療を受けたわけだ。

昨日、診てくれた先生は主治医ではなかった。
血圧を測り薬を1錠出してくれて終わった。
その間もパソコンの画面を見ていたので、母の出されている薬とか症状とかを見ていたのだと思う。
そして「主治医の言うこと聞かないかんで。」と何回か母に言った。
その時は、母が主治医に無理を言っているのかと思っていた。

主治医と母は十年来の付き合いだそうだが、ここ数年母の口からは主治医に対する不信感ばかり聞いていた。
咳をしたら痰が切れないのが治らない。
喘息があるので、私が居る間にも何度も咳き込む。
見ているだけでも、小さな体でしんどいだろうと思う。

そして今度は血圧。
昨日の医師も寒くなったら血圧は上がるものだと言うが、薬を飲んでも下がらず、本人はしんどいと言っているのにまた薬を出して終わりか。
叔母が通う病院では、そんな時には点滴をするそうだ。

昨日の薬は確かに効いたようで、帰宅してすぐに飲んで一眠りしたら、本人はだいぶ楽になったようだ。

今までも何度か病院を変わるように勧めてみたが、大きな病院でないと何かが起きた時に困るを繰り返すばかり。

母は確かに思い込みの激しい性格で主治医を困らせているかもしれないが、そんな年寄りに薬や症状改善の説明をわかりやすくして納得させるのも医師の仕事ではないかと思う。
それを言うことを聞けと言うのはどうだろうと、時間が経つにつれ腹が立ってきた。

それにお互いに信頼関係が成り立ってなければ、効く薬も効かないのではないかと思ったり。

昨日、病院で居るとき、もしかしたら今夜は泊まりかと思ったりしたが、何とか時間に間に合い帰って来られた。
それがハプニングだった。


☆今日のまかない
豚肉と玉ねぎの串カツ
紅白なます
ひじきご飯
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★今週末は岐阜の予定だけど、母の具合か悪ければ私一人またうどん県に帰ろうと思っている。
オット一人で岐阜に帰れば、オットが食事の世話もしなくてはならないので気の毒だけど仕方ない。
ちょっと様子見の四日間になりそう。


★心がザワザワするときは、こんな写真で癒されます。
あかりちゃんとパパ。
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パパだいちゅき♡


by anatatoyu | 2015-10-13 15:50 | 帰省

ふつうの暮らしのふつうのご飯、日々の出来事綴ります。


by ゆう