男兄弟 そのニ
2016年 04月 22日
古いお客さんのT君も46歳くらいにはなるだろうか。
母親と二人暮らし、男二人兄弟の次男、独身。
父親は二十年以上前に亡くなっている。
当時、長男は海外勤務だったので、葬式を取り仕切ったのはやはりT君。
父親の癌がわかってからの病院のこととか、母親のフォローは一人でやって来たのだと思う。
母親は早くから心臓も悪く、後に透析もしている。
数年前に自転車とぶつかって以来、足の具合も悪くなった。
そして今月頭に足の手術をした。
何年前かは知らないが、海外勤務だった長男が大阪に帰って来ていると聞いていたので、一人で何もかも背負わず、長男に連絡してやって貰えば良いと、私が言った。
「それがね、最近妙に親切にあれこれ言ってくるんですよ。」
彼の家はちょっとした資産家らしい。
海外に居る時は「お前の思うようにしたらいい。」と言っていた長男の口ぶりが、最近どうも違うと言うのだ。
「そりゃ、奥さんが言わせてるね。」と、また私の口が勝手に喋る。
「僕もそう思います。これだけやって来て法定相続通りなんて、僕は納得できないです。」とT君。
亡くなった父親が、やはり相続のことで兄弟で揉めたので、息子たちには揉めるなと生前に言っていたそうだ。
なら遺言書はあるかと聞くと、そんなもんはないと言う。
これだけ母親と二人の時間が長いのだから、お母さんもわかっているだろう。
もうそろそろ、相続の話をきちんとしたら良いのでは?と言うと、腐っても鯛ではないが、母親は長男を立てていると言う。
なら、現に二人で暮らしていて、生活費や病院の費用などはどうなっているかと聞くと、まだ母親がしっかり握っていると。
預貯金がどこにどれくらいあるか知らないと言う。
それがわかっていたら、できる限りの現金を引き出しておけば良いと言おうとしたのだが、わからないし聞けないのではどうしようもない。
亡きお父さんのおっしゃるように、黙って折半して、にこやかに握手するしかないよ、と言うと
「でもねえ…」と。
飲み代に相続問題コンサルタント料は入っておりません。
☆今日のまかない
セロリたっぷりカレー

野菜スティックにセロリを使うが、割れた茎とか葉っぱは使えない。
それが溜まるとカレーになる。

そりゃ、お通じが良くなるわけです(笑)
★私もオットも資産家の家には産まれていない。
うちは私一人だし、オットの家もおそらく揉めることはないと思う。
親名義の預貯金や保険や不動産は、親が元気なうちに子供たちに明らかにしておかなければいけない。
でも、なかなか子供から切り出せないのが普通のこと。
それが、うちの場合は母親の交通事故をきっかけに整理することができた。
特に父親が認知症では、のちのち手続きが厄介なこともあったので、早めにやって置いて良かったと思う。
続けてオットの父親が脳梗塞になったので、岐阜の家の全てもオットが両親から聞いて明らかにした。
オットがその話を切り出したことを、両親は喜んだそうだ。
両親にすれば肩の荷が下りたのだと思う。
私の母も同様、自分の年金が入る口座だけを持って、好きなモノを買って、好きなことを言って暮らしてる。
自分にいつ何があっても、余計な心配はしなくて良いのだ。
そして子供のいない私達は、三人の親を見送ったら、自分たちの老い支度にかかる。
この順番を間違えないようにするのが、私達の役目だと思っているが、それがいったい何年先やら…。
でも、ブログだけは続けていたいと思っている。
母親と二人暮らし、男二人兄弟の次男、独身。
父親は二十年以上前に亡くなっている。
当時、長男は海外勤務だったので、葬式を取り仕切ったのはやはりT君。
父親の癌がわかってからの病院のこととか、母親のフォローは一人でやって来たのだと思う。
母親は早くから心臓も悪く、後に透析もしている。
数年前に自転車とぶつかって以来、足の具合も悪くなった。
そして今月頭に足の手術をした。
何年前かは知らないが、海外勤務だった長男が大阪に帰って来ていると聞いていたので、一人で何もかも背負わず、長男に連絡してやって貰えば良いと、私が言った。
「それがね、最近妙に親切にあれこれ言ってくるんですよ。」
彼の家はちょっとした資産家らしい。
海外に居る時は「お前の思うようにしたらいい。」と言っていた長男の口ぶりが、最近どうも違うと言うのだ。
「そりゃ、奥さんが言わせてるね。」と、また私の口が勝手に喋る。
「僕もそう思います。これだけやって来て法定相続通りなんて、僕は納得できないです。」とT君。
亡くなった父親が、やはり相続のことで兄弟で揉めたので、息子たちには揉めるなと生前に言っていたそうだ。
なら遺言書はあるかと聞くと、そんなもんはないと言う。
これだけ母親と二人の時間が長いのだから、お母さんもわかっているだろう。
もうそろそろ、相続の話をきちんとしたら良いのでは?と言うと、腐っても鯛ではないが、母親は長男を立てていると言う。
なら、現に二人で暮らしていて、生活費や病院の費用などはどうなっているかと聞くと、まだ母親がしっかり握っていると。
預貯金がどこにどれくらいあるか知らないと言う。
それがわかっていたら、できる限りの現金を引き出しておけば良いと言おうとしたのだが、わからないし聞けないのではどうしようもない。
亡きお父さんのおっしゃるように、黙って折半して、にこやかに握手するしかないよ、と言うと
「でもねえ…」と。
飲み代に相続問題コンサルタント料は入っておりません。
☆今日のまかない
セロリたっぷりカレー

野菜スティックにセロリを使うが、割れた茎とか葉っぱは使えない。
それが溜まるとカレーになる。

そりゃ、お通じが良くなるわけです(笑)
★私もオットも資産家の家には産まれていない。
うちは私一人だし、オットの家もおそらく揉めることはないと思う。
親名義の預貯金や保険や不動産は、親が元気なうちに子供たちに明らかにしておかなければいけない。
でも、なかなか子供から切り出せないのが普通のこと。
それが、うちの場合は母親の交通事故をきっかけに整理することができた。
特に父親が認知症では、のちのち手続きが厄介なこともあったので、早めにやって置いて良かったと思う。
続けてオットの父親が脳梗塞になったので、岐阜の家の全てもオットが両親から聞いて明らかにした。
オットがその話を切り出したことを、両親は喜んだそうだ。
両親にすれば肩の荷が下りたのだと思う。
私の母も同様、自分の年金が入る口座だけを持って、好きなモノを買って、好きなことを言って暮らしてる。
自分にいつ何があっても、余計な心配はしなくて良いのだ。
そして子供のいない私達は、三人の親を見送ったら、自分たちの老い支度にかかる。
この順番を間違えないようにするのが、私達の役目だと思っているが、それがいったい何年先やら…。
でも、ブログだけは続けていたいと思っている。
by anatatoyu
| 2016-04-22 15:40
| 店のこと

