口内炎は良くなったけと
2018年 04月 14日
おかげさまで昨日くらいから、口内炎はぐんと良くなって来ました。
月曜日からチョコラBBドリンクを毎日1本、計4本飲みました。
口内炎が痛い間は頭痛もしたり体も怠かったり、どうなることかと思っていましたが、口内炎の痛みが薄らぐと体もしゃんとして来たので、やはり体は一つだと再認識したのでした。
ご注意★今日も長いです。
昨夜、久しぶりにフーテンのアナゴさんがやって来ました。
この名前を聞く(書く)のも久しぶりのことですよね。
久しぶりなのにアナゴさんのご機嫌が良くないのは、その話ぶりを厨房で聞いていてもわかりました。
だいたい、うちに来るのは良い事も悪い事も喋りたいことがある時です。
お客さんの話を聞くのも仕事のうちとは思っていますが、どちらかと言うと良い話のほうがいいですね。
そもそも、アナゴさんの話は長くて繰り返しが多いので、こちらもそれ相応の覚悟と体力が必要です。
でも、きつい口内炎の病みあがりの私には、昨日は耐えられませんでした。
「おーお、またいつもの愚痴かい。」
「へーへ、そんなこともありますわいな。」
なんて軽く受け流せなかったのです。
いつもオットから真剣に聞くなと言われてるんですけどね、私の中の真面目な血が時々騒ぐんです。
「死んだあとの話」です。
自分が死んだあと、残った者がどうしようと、自分がどうなろうと構わんとアナゴさんは言うのです。
フーテンのアナゴさんには曲がりなりにも奥さんと息子さん、おまけに人並みにお孫さんまでいます。
今まで散々好きなことをして来て、死んだあとのことも知らんと言うのは、人間としてどうかと私は言うのです。
私達には子供がいません。
今現在オットは、岐阜の家やら土地やらの後始末で苦労しています。
近い将来「墓じまい」もしなくてはいけません。
そして行く行くは自分達の最後の準備も必要です。
「どこでどんな死に方をするかわからんのに、何の準備もできんやろ。」とアナゴさんは言います。
そんなことはありません。
どこでどんな死に方をするかは、万人共通の問題です。
だけど自分が死んだあと、出来るだけ誰かのお世話や迷惑にならないように、できる準備があるはずです。
こうして欲しいと書いて残し、必要なお金は残して置かないといけないと私は思っています。
「そんなもん、死んだら行政が何とかしてくれるわ。煮るなり焼くなり、どうなっても自分は死んでるんやからわからへんやん。」って言うのです。
死んでしまえば、自分は何もわからないのも当たり前です。
私は豪華なお葬式をして欲しいなんて言ってるんじゃないのです。
人間としてこの世に生まれて死ぬのに、野良猫や野良犬と同じ扱いで良いという考えが私には理解できません。
実際、死んでしまえばどのように供養して貰えるか自分がわかるはずはないけれど、誰かに手の一つでも合わせて貰って、お骨になった後はどこかのお寺に納めて貰いたいと私は思います。
合祀で良いです。
夫婦どちらか残っていれば残った方がしてくれたら良いし、残ったほうは誰かに託さねばなりません。
私はきちんと生きて、きちんと死にたい。
アナゴさんはそうでは無いようです。
親がいるから自分が生まれ、そして息子や孫に受け継がれ行くのに、生きてることの感謝の欠けらも感じられないものの言いように、腹が立って仕方ないのです。
おかげで今朝の寝覚めが悪いことでした。
長々と読んでくださり、ありがとうございました。
本日は営業です。
☆今日のお昼ご飯
きつねうどんと散らし寿司
by anatatoyu
| 2018-04-14 13:10
| 私のこと