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意思の疎通

昨日の幸子さんの眼科と整形外科、この暑さのせいかどちらもいつもほど混雑してなかった。

眼科の診察時間は9時半から。
でも私達が到着するのはいつも9時前。
たいてい数人が表で待っているが、一昨日は私達が一番乗りだった。

どんだけ評判の良い眼科かと思われるだろうが、この辺りには眼科はそこしかないのだ、
9時10分くらいになったら入り口を開けてくれて院内に入れるが、それは暑い時も寒い時も同じ。

順に受付けを済ませて、必要な人は視力検査などをしながら、女医さんのご出勤を待つ。
女医さんは9時半を過ぎなければ、ご到着されない。
実際に診察が始まるのは、早くてもその10分後となる。
看板に偽りありだ。


診察室に入る。
「この前貰った目薬で調子が良いようです。」と私。
(14日に受診して、それまでの目薬を入れると見えにくいことがあると告げると、目薬を変えて様子を見ることになっていた)

「どんな目薬でしたか?黄色?緑?」
咄嗟に聞かれても自分のじゃないし、何色か即答できない。
同時に、なぜそれをこちらに聞く?
あなたの目の前のカルテを調べたらわかるでしょ、と思いながら、私の口が勝手に
「あ、お薬手帳に書いてあるはず。」と言ってしまった。
私は自分のバッグから幸子さんのお薬手帳を出して、前回の目薬の名前を告げると、女医さんはカルテも見ずに私の答えを待っていた。
「ならそれを出しておきましょう。
その目薬が無くなるころにまた来てください。」で終わった。
ここはいつ来ても、首を捻ることが多い。


帰宅してから思ったことだが、前の目薬は白内障の進行を抑えるもの、今回のは目の表面を潤わせるヒアルロン酸が入っているもの。
これは私が結膜炎になった時も、オットが麦粒腫(ものもらいの一種)になった時も同じ目薬だった。

確かに幸子さんは今回の目薬のほうが調子が良いとは言うものの、肝心の白内障のほうは放っておいて良いのだろうか。
様子を見るというのは白内障の進行を見るということだろうか。


言葉が足りない、説明不足。
それはこの人の最初の印象から変わらない。
それなら聞けば良いと言われても、実際に医師と面と向かって、その時に頭をよぎる疑問を口にできる患者など少ないと思う。
ましてや高齢者が一人で受診したら、のちの疑問も湧かないのではないか。

9時半に出勤できなければ、診察時間を10時からにすればいい。
その代わり10時に一人目の患者さんの名前を呼ぶ時には、その患者さんが今どんな状況でどんな薬を使っているかくらいカルテに目を通しておくべき。


母が大阪に来て、現在4つの病院で定期的にお世話になっている。
こちら側からの勝手な意見だが、どちらの先生も百点満点ではない。
だけどお医者さんも人間だからねえ、って具合に理解できる範囲で嫌な人ではない。
それはある程度、意思の疎通が取れているからだと思う。

でもこちらの先生とはなかなか取れそうにない。

☆今日のお昼ご飯
鰤の照り焼き
ほうれん草の卵炒め
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幸子さんの今日の夕飯はところてんとサツマイモ。
下痢の次は便秘と戦っている。
ああ見えて、結構忙しいのかもしれない(笑)








by anatatoyu | 2018-07-25 13:00 | 病院

ふつうの暮らしのふつうのご飯、日々の出来事綴ります。


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