父を思うと
2015年 04月 17日
久しぶりの青空。
帰省前に少しでも洗濯をして置く。
脱水を待つ間、ベランダからぼんやり遠くを眺めていたら、父のことを思い出した。
ここに座っていたなあとか、不思議そうにパソコンを覗き込んでいたなあとか、私や母に叱られながら煙草を吸っていたなあとか。
あれもこれもみんな思い出になってしまった。
煙草も吸えなくなるなら、あんなに毛嫌いしなければ良かったと少し思わないでもないが、煙草を吸ってなかったら、母の事故後の父への対処の仕方も違っていたかもしれないなどと、今更考えても仕方のないことを考えてしまう。
施設に入り、やがて私のこともわからなくなったが、まだ辛うじて会話が成り立ったころに
「大阪に引き取って面倒見てあげられなくてごめんね。」と私が言うと
「かまわんよ。みんな生活があるからな。」と父は言った。
父が亡くなってから、亡くなったこと自体が辛くて泣いたことはない。
ある意味寿命だったと思っている。
私が辛いのは、その頃の父を思い出すとき。
日に日に霞がかかっていく頭で、父は私や母のことをどんな風に思っていたのだろう…
このことを私はずっと心の中で繰り返して生きていくと思う。
それが親不孝をした報いなのだ。
☆今日のまかない
休み前につき、残り野菜のチャーハン
★夕べの最後のお客さん二人組。
だいぶ酩酊していた。
「もう一軒行こう!」と二人で言っているのかと思ったら、私達も誘われた。
店を始めた頃はマスターの後輩たちがたくさん来てたので、店を片付けて居酒屋なんかに行ったことはある。
そうなると家に帰るのは3時4時が当たり前だが、私達も若かったからできたこと。
売り上げも落ちて私達も年老いて、店で簡単に食事して帰るのが習慣になると、今更に寄り道などできない。
大の男二人に挟まれて
「さあ行こう!行こう!」と言われても無理なものは無理!
「もうお酒飲めませんから。」と言うと
「なら寿司でもいいよ。寿司にしよう!」
え〜、お寿司〜
と思ったけど、いやいや行きませんからと断った。
あの二人ならお寿司では終わらないだろうからなあ…
しかし、お寿司は魅力的だったわ
帰省前に少しでも洗濯をして置く。
脱水を待つ間、ベランダからぼんやり遠くを眺めていたら、父のことを思い出した。
ここに座っていたなあとか、不思議そうにパソコンを覗き込んでいたなあとか、私や母に叱られながら煙草を吸っていたなあとか。
あれもこれもみんな思い出になってしまった。
煙草も吸えなくなるなら、あんなに毛嫌いしなければ良かったと少し思わないでもないが、煙草を吸ってなかったら、母の事故後の父への対処の仕方も違っていたかもしれないなどと、今更考えても仕方のないことを考えてしまう。
施設に入り、やがて私のこともわからなくなったが、まだ辛うじて会話が成り立ったころに
「大阪に引き取って面倒見てあげられなくてごめんね。」と私が言うと
「かまわんよ。みんな生活があるからな。」と父は言った。
父が亡くなってから、亡くなったこと自体が辛くて泣いたことはない。
ある意味寿命だったと思っている。
私が辛いのは、その頃の父を思い出すとき。
日に日に霞がかかっていく頭で、父は私や母のことをどんな風に思っていたのだろう…
このことを私はずっと心の中で繰り返して生きていくと思う。
それが親不孝をした報いなのだ。
☆今日のまかない
休み前につき、残り野菜のチャーハン
★夕べの最後のお客さん二人組。
だいぶ酩酊していた。
「もう一軒行こう!」と二人で言っているのかと思ったら、私達も誘われた。
店を始めた頃はマスターの後輩たちがたくさん来てたので、店を片付けて居酒屋なんかに行ったことはある。
そうなると家に帰るのは3時4時が当たり前だが、私達も若かったからできたこと。
売り上げも落ちて私達も年老いて、店で簡単に食事して帰るのが習慣になると、今更に寄り道などできない。
大の男二人に挟まれて
「さあ行こう!行こう!」と言われても無理なものは無理!
「もうお酒飲めませんから。」と言うと
「なら寿司でもいいよ。寿司にしよう!」
え〜、お寿司〜
と思ったけど、いやいや行きませんからと断った。
あの二人ならお寿司では終わらないだろうからなあ…
しかし、お寿司は魅力的だったわ
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by anatatoyu
| 2015-04-17 15:52
| 暮らし